更年期とうつ

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更年期障害の症状のひとつにうつがあります。更年期とうつの関係、その原因と対処法、注意しておきたい点について掲載しています。

更年期うつの原因



更年期生涯の症状のひとつにうつ病があります。
50歳前後を中心に前後10年間程度に渡って続くことが多い更年期。この時期にはおよそ9割の女性が多かれ少なかれ更年期障害の症状を自覚すると言われています。更年期障害には頭痛や下腹部痛、便秘といった身体的な症状も見られますが、もっとも厄介なのが精神面へと影響です。

イライラや不安感、疲労感といった症状を覚えることが多く、精神的に不安定な状態になってしまいがち。そんな更年期障害がもたらす精神面への影響がとくに重くなるとうつ病の状態に陥ってしまうのです。

その原因は女性ホルモンの一種であるエストロゲンの分泌量が低下し、ホルモンのバランスが崩れてしまうことにあると言われています。それが自律神経のバランスをも乱してしまい、精神的に不安定な状態にしてしまうのです。

うつ病といえば精神的な悩みを抱えている場合や、追い詰められている場合に発症してしまうという印象が強いものですが、このように更年期障害の症状としても現れることがあるのです。そもそもうつ病のおもな原因と言われているのがストレス。これもホルモンのバランスを崩すことでうつ病をもたらしてしまうものです。更年期障害におけるエストロゲンの分泌量の減少は身体面の変化によってそれと同じ状況を作ってしまうことなのです。

かつてうつ病といえば身体的な原因と精神的な原因とを分けて考えるのが一般的でしたが、現在ではどちらも同じものとして取り扱っています。更年期障害にかかりやすいうつ状態もそんなうつ病のひとつ。憂鬱な気分になるのは更年期障害の症状のひとつだから仕方がない、と放置せず早めに診察を受けるなどの対策が必要になってくるでしょう。

更年期うつとホルモンバランスの関係


更年期に差し掛かるとさまざまな影響が心身にもたらされます。疲労感やイライラ、不安感、あるいは頭痛や不眠、下腹部痛などに襲われることがとくに多く、50歳前後になると悩まされる女性が多いものです。

そんな更年期障害の原因となるのがエストロゲンの分泌量の減少です。これがホルモンバランスの乱れをもたらし、うつの症状をもたらすこともあります。

うつ病の原因はさまざまなものが指摘されていますが、そのひとつがホルモンバランスの乱れ。それが自律神経のバランスを崩してしまい、精神の安定を損ねてしまうのです。そのためホルモンのバランスが崩れやすい体質の人はうつになりやすいとも言われています。更年期は女性ホルモンの一種であるエストロゲンの分泌が減少することによってホルモンバランスが乱れやすくなるため、うつの症状が出やすくなるのです。

35歳くらいからエストロゲンは分泌量が低下していくと言われています。そのため早い人だと30代後半から更年期障害があらわれてくると言われています。また、生活習慣の乱れやストレスなどによって卵巣機能が低下することで20代から更年期障害の症状がでる女性が増えていることも大きな問題となっています。これらの場合でもうつ状態を伴うことが多くなります。

更年期障害が厄介なのは周囲の理解をなかなか得られないこと。すぐにイライラしたり、怒りっぽい状態になっていても気遣ってもらえないことがほとんど。ホルモンバランスが心身に深刻な影響を及ぼしていることを理解してもらうことも困難でしょう。それだけに更年期のうつは症状が深刻になってしまうリスクがあります。周囲の人たちに更年期障害を詳しく理解してもらうことや、自分の判断で医師の治療を受けるなどの対策をとることも重要になってくるでしょう。

更年期うつの注意点


更年期障害の中でもとりわけ厄介なのがうつをはじめとした精神的な症状です。イライラや怒りっぽさは更年期障害にもっともよく見られる症状ですが、それが極端にあらわれる場合にはうつ状態を疑ってかかる必要があります。

精神的な症状はなかなか判断が難しいものです。うつ病そのものもかつては「怠け病」と呼ばれるなど周囲の理解を得ることが困難なものでした。それに加えて更年期障害。こちらは現在でも理解がなかなか得られない症状です。精神面が不安定な状態を見ても周囲の人たちは「更年期だから仕方がない」などと言って精神状態を真剣に心配することはほとんどありません。

さらに、本人も更年期障害だと自覚していながらも適切な対策をとらないケースが非常に多いのが大きな問題です。そのためうつ状態がさらに悪化してしまい、日常生活に深刻な影響をもたらしてしまうことも多いのです。

ここが大きな注意点となります。更年期障害がもたらすうつの症状も、他の原因によるうつ状態となんら違いはありません。原因が女性ホルモンの分泌量低下というやや特殊なものであるため、ストレスや悩みがもたらすうつ病と分けて考えてしまいがちですがもたらされる悩みの深さや苦しみは同じです。

ですから、更年期障害によるうつ症状が見られた場合には婦人科による治療はもちろん、場合によっては精神科や心療内科での治療も必要になってきます。うつ症状かそうでないかの判断も難しいものですが、なるべく早い段階から治療に入るに越したことはありません。人によっては10年近く続く更年期だけに、前向きに過ごせるよう注意して生活を送りたいものです。

更年期うつの予防


うつは更年期障害がもたらす症状の中でももっとも厄介なもののひとつです。閉経期である50歳を挟んだ前後10年間を一般的に更年期と呼んでいますが、この年齢は心身ともに悩みを抱えることも多いもの。そんな生活環境に更年期障害が重なることによってダブルパンチを受け、うつの症状が深刻化してしまうこともあるのです。

更年期障害によるうつの症状の予防はなかなか難しいのが現実です。これは卵巣機能の低下によるエストロゲンの分泌量の減少が原因となっています。それによってもうひとつの女性ホルモンであるプロゲステロンとのバランスが崩れてしまい、自律神経が不安定な状態になってしまうのです。ですから、予防としてはエストロゲンの減少を補うような方法がまず第一に求められます。

ホルモン補充療法が更年期障害の治療法として知られていますが、これはすでに症状が深刻な状態まであらわれてしまった場合。日常生活でできる予防法としてはまず食事が挙げられます。

たとえばビタミンEの摂取。自律神経のバランスを調節する働きがあるこのビタミンEを積極的に取り入れることによってうつの症状を緩和、あるいは予防することができます。それからイソフラボン。近年よく知られるようになった成分ですが、これは女性ホルモンと同じような働きを持っている成分で、これを摂取することでエストロゲンの減少を補ってくれるのです。

また、最近増えているといわれている若年性更年期障害。20代~30代でうつなどの更年期障害があらわれてしまう女性が急激に増えているといいます。この予防には無理なダイエットや喫煙習慣をやめることや、ストレスの解消などが重要な役割を持ちます。更年期がもたらすうつはできるだけ軽い症状で抑えるようにしたいものです。

更年期うつの治療法


更年期障害がもたらすうつの治療法にはいくつかの選択肢があります。
更年期障害の治療法でもっともよく知られているのはホルモン補充療法です。これは卵巣機能の低下によって分泌量が減少したエストロゲンを内服薬や貼り薬によって補うもので、高い効果が知られています。うつの症状もエストロゲンの減少によるホルモンバランスの乱れが自律神経を不安定にするのが原因ですから、この治療法はこうかが期待できます。

ただし、うつの場合はその他の治療法も行われることがあります。たとえば精神安定剤。怒りっぽくなったり、特に原因がないにも関わらずイライラしてしまうような状態が続いた場合や、うつの症状が深刻な場合には精神安定剤を処方することで治療を目指す場合もあります。

さらにカウンセリングを行うこともあります。卵巣機能の低下という身体的な原因によって引き起こされる更年期のうつですが、症状が重い場合や深刻な悩みを抱えている場合はカウンセリングによる精神的なケアも行う必要も出てくるのです。

更年期障害によるうつの症状はなかなか理解が得られないという問題を抱えています。更年期障害が過ぎれば自然と治ると考えている人も多いようです。悩みを抱えている人さえそう考えている場合も少なくありません。しかし、更年期は長い場合では10年程度続きます。

また一度うつにかかってしまうと治療するのはなかなか困難、とくに発症してから時間が経った場合はなおのこと。更年期によるうつは単なる更年期障害の症状だと思わず、深刻な受け止めて早めの治療を受けるよう心がけたいものです。

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